おじい・おばあが一人いなくなると図書館一つなくなったのと同じこと。
それぐらい暮らしの中で使われてきた「知恵」は、一人ひとり違っていて貴重。
それは料理のレシピかもしれないし、朝の迎え方かもしれないし、楽しく生きる技・考え方かもしれない。
家族の中でだけ伝授していくのではなく、ひと世代からひと世代へ皆で引き継ぎたいものがたくさんある。
誰かにつながりますように。
姓は猪飼、名はこまえ さん。滋賀県の琵琶湖バレーの近くで畑をするこまえさん。
嫁ぐまでは、自分が畑をするなんて全く思ってもいなかった。そんな、いやいや始めた農作業から、
◎今では畑に出ないと落ち着かない農作業へと移り変わった畑との時間。
◎販路がなかった昔、食べきれない作物をどうやって保存していくか、そこからの知恵を受け継ぎながら増えていった発酵食品の数々。
◎台所は子供たちの遊び場!採れたての野菜で実験料理
◎畑を通じてできる地域活動
・休耕田を耕し始める移住者たち。
・たくさんできた野菜を地域で集めて開催した「朝市」
・年に一度の収穫祭は、お米の食べ比べと昔ながらのおばんざいのおもてなし
◎家の周りにあるものを活かしていく発酵食品。子や孫にも負けない愛情のかけっぷり。
みそ、塩麹、糠漬け、粕漬、季節野菜酵素、梅酵素・梅干し、梅ジュース、梅ジャム、梅エキス、梅酒、かりん酒、アロエ酒、ゆず化粧水、カスピ海ヨーグルト、
◎育てたものを身体に活かす料理や加工 ~病気と闘うお父さんに、料理で参戦~
~「分量は作り人の好い加減で」レシピ~
・シソの葉の佃煮
・梅エキスの作り方
・えごまの葉むすびの作り方
・滋養ドリンクの作り方
・野菜と果物酵素の作り方
◎畑のなかのお悩み
・低価格と機械使用が生む農家暮らしのしんどさ
畑から採れたものが食卓に並ぶ暮らしの豊かさ、喜んで食べてくれる相手がいることの幸せが伝わる。
「色や形は悪いけど愛情という肥料いっぱいの野菜を提供する嬉しさ」を発信してくれるこまえさんトークがたまらない☆