よそもの からの伝え方   talk with たなべきみこ

世の中には、自分から始めた旅ばかりではないらしい。
今回ご紹介する、たなべきみこさんの旅の出発は、ご主人の転勤から始まりました。

たなべきみこ
きみこさんと初めて会ったのは、きみこさんが九州・福岡県にある星野村から「平和(広島原爆から)の火」を運び、たどり着いた神戸市の西元町にある野菜食堂「堀江座」。
そして二度目の再会には、もうこのラジオ収録が始まっていた(笑)

《はじまりは突然に》
「できることなら家から出たくない」、「日本から出たくない」性分だったきみこさんに変化が起きたのは、2001年9月11日に起きたテロ事件。
ベルギーでそのニュースを知った時、きみこさんが思い知らされたのは
「世界は平和ではない」ということ。
頭ではなく、体感で知ったこの感覚がきみこさんをその後の旅へといざないました。
《ポイント》
○なぜ広島にあった原爆の火(平和の火)が九州・福岡にあるのか。

○ご主人の転勤から始まった広島・被爆者との出会い
・転勤する先々での被爆者の方との出会いと被ばく体験の伝承
○被爆者の方々のお話に勇気をもらう
・極限の中にも人間の中のきらっと光る何かがあることを被爆者が教えてくれた。
・雑魚寝している中で伝わるぬくもりが励ましになった経験を教えてもらったこと

○出来ないことで止めない行動力、それをバックアップしてくれたのは若い子たち。
・英語が話せない⁈ そんなことより「伝えたい」思いが勝って一人世界旅。
○伝えたいことは「事実と被爆者の人たちの愛」
○赤ちゃんはどの国の子もかわいい。
・子どもが戦争に巻き込まれるリアルさ。

○広島出身でないからこそ出来ること。

『知識ではなく、思いを直接運ぶこと。
直接会って話し合うきっかけを持つこと。
それは自分の思いを伝えるだけでなく、互いを知りあう機会になる。』

 

 

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