兵庫県加東市の別荘地の住民の方々から呼ばれて行ってみると、今や別荘地のあちこちに広がる「ソーラーパネル通り」にびっくり!
中には両隣、お迎えまでがソーラーパネル・・・なんてお宅まであって、自然を求めて別荘地へ越してきたとは思えない境遇に啞然・・・。
今や、ソーラーパネルは「自然エネルギー」と詠われ、いろんなところで設置が急速に進んでいるのではないでしょうか。
311があって、エネルギーを見直すに至ったまでは良かったけれど、他のエネルギー確保に国の規定や条例などが追いついておらず、ソーラーパネルにおいては検査さえ終えていれば誰が建てても構わないというような、ゆるーい扱い。
ある日突然山が切り倒され、3日やそこらで巨大なパネルが立つ・・・そんな光景に最初呆然と見ていた住民も、ハッと我に返り自治会を集結させて市や国と話し合いを持つ・・・。
というようなことが、加東市東条湖の近くで今も起きています。
今回のことがあって、住民の人たちは次第になくした山から町を見るようになりました。
今まで山がしてくれていたこと・・・たとえば、東条湖あたりの田んぼは山田錦の酒米の中でも1等級ですが、それも湿原の多い山だからこその恵みなのではないか。
かつて別荘地と呼ばれていたところに今住んでいるほとんどの人が、もうすでに加東市に移住してきた人たち。やはり外からわざわざここを選んだだけあって、この町の素晴らしさにもたくさん気づいていらっしゃいました。
自然エネルギーといわれながら「メガ」というサイズがする自然破壊。
また、住民の声がなかなか通らない行政の仕組み。
ソーラーパネルだけにとどまらず、すべての仕組みに通じる「気づき」が今、住民の方々の生の声で語られています。
ぜひお聞きください
【前半 ソーラーパネルは工作物 ⁈】
【後半 山は海の恋人 住民の恋人は・・・】