試聴★ラジオ寺子屋 〜暦と養生〜 講師:冨田貴史

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【暦と養生:春分】~メグリとメグミの中を生きていく~

私たちの日々行っているさまざまな選択には『根拠』があります。

そうした根拠を創りだす自分の世界観を見直さなければ、
間違った選択をし続けてしまうかもしれません。

私たちの暮らしのいたるところに、意図的な「世界観の刷り込み」がありますが、
私たちが無意識に使っているカレンダーもそのひとつ。

【暦】こよみ の語源は、【日読み】かよみ。

昔の人たちは、自然界に立ち現れる現象をとらえながら
「自ら時を数えていた」ということに大きな意味があり、

「暦的に生きる」とは自分が読み手になる、という感性を持つこと。

そこに、当事者性が生まれます。

さて、春は内にも外にも 様々なものが動き始める時期。
そのざわめきに振り回されないことが大切になってきます。

春の過ごし方が一年を決めます。
『自分のセンターをとる』ような生き方が、春のかなめと言えるでしょう。

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