<生物多様性>を学ぶ “おとなの寺子屋”『いきものカフェ』guest: 坂田昌子/冨田貴史

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2016年2月1日、鎌倉・長谷 てぬぐいカフェ『一花屋』で開かれた
<生物多様性>を学ぶ “おとなの寺子屋”『いきものカフェ』の収録音源をお届けします。

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『いきものカフェ』とは、
2010年に愛知県で開催された10回目の<生物多様性会議(COP10)>を機に
日本各地でそれぞれの地域の情報や実践例を交換したり、対話する場として始まったイベント形式の集いのこと。

この『いきものカフェ』を通じて重ねている学びは、

『遠くの森の、出会ったこともない動物たちを守れ!』
というようなことではなく、

わたしたち自身の 体のこと、食のこと、文化のことetc…
すべてを含む『多様性を回復する』というのはどういうことなのかを考え、
日々の暮らしの中で実践できることを見つけながら、
地域を豊かにする知恵とコミュニティ意識をとりもどしてゆくこと。

今回は、地元鎌倉の仲間たちのあいだで、3.11以降恒例になった『塩炊きまつり』に向けて、
塩炊きという暮らしの手仕事と、生物多様性の結びつきを語りあいながら、
私たちの暮らしの中に<生物多様性>というキーワードを落とし込んでゆくお話を
お二人のゲストに語って頂きました★

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ゲストスピーカー
●『虔十の会』坂田昌子さん

◎生物多様性を考えるということは、使う、食べる、描く、触れる、という
私たちの文化を創りだしているすべてのものを考えること。

◎生き物が消えるということは伝統的な文化も消えるということ。

◎森が失われると、人間は病気になっていくという事実。

◎アメリカのなんと10倍!も抗生物質を使っている日本人。

◎COP13@メキシコって?

◎『主流化』から『内在化』へ・・・

◎官僚とも仲良くなろう

◎生物多様性『地域戦略』~自治体でつくる戦略がとても面白い!

※世界各国のリーダーが地球の未来や環境問題について話し合う国際会議『地球サミット』(@リオ:1992)
と連動して生まれたのが『生物多様性国際会議』(COP1@バハマ:1994~)。
※COP(コップ) =Conference of the Parties

●『虔十の会』HP

http://homepage2.nifty.com/kenju/htm/about_us.html

●いきものカフェ Webサイト
http://ikimonocafe.jimdo.com

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ゲストスピーカー
●『冨貴工房』冨田貴史さん

◎塩炊きは、自分たちが生態系の一部であることを思い出すためにやっている祭り。

◎星の巡りがあることで私たちは活かされていることを知っていた日本人。

◎なぜ神に献上するものが塩だったのか?

◎塩炊きとギフトエコノミー。

◎どうやって命を守るかを知らないのに『命守ろう!』なんて言えない。

◎『祈り』は =意に乗る。
私たちが、意思や意図や祈りに乗っ取って行為をすることが、
宇宙の巡りにも影響を与えることを知っていた日本の節分祭。(節目に祭りをやること)

●『冨貴工房』
http://fukikobo.blogspot.jp

★2月8日塩炊き祭りインフォ
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